[Interview] Circa Waves

今年のサマーソニック2014で初来日を果たしたサーカ・ウェーブス(Circa Waves)。英国はリバプールを中心に活動する4人組。しっかり者でお兄ちゃんタイプのベースのサムとおちゃめで小さい子みたいなドラムのショーン、リズム担当の仲良しコンビにインタビューしてきました。

Circa Waves

― 日本は初めてですか?

サム:うん。空港から東京に来る時東京タワーを見たんだ。俺らみんな「エッフェルタワーだ!!!日本にもあるんだ!!」って盛り上がったよ(笑)

ショーン:電波塔だけどね。(笑)

サム:明日はデイオフだから普通に観光するよ。昨日は本当に驚くぐらい飲んじゃったからね。

― 二日酔いでしょう!

ショーン:大丈夫だよ。ただ、ふううううう(ブルブル)って感じなだけ(笑)

― サマーソニックはどうでしたか?期待していた通りでしたか?それとも予想と違いましたか?

サム&ショーン:予想と全く違ったよ!

サム:イギリスやヨーロッパのどのフェスティバルとも違うね。まず、オーディエンスが思ってたいたよりすごく多かった。日本に来るのは初めてだったし。あんなにたくさんの人が見に来てくれたのは最高だったよ。素晴らしい体験だった。日本のオーディエンスは静かだって聞いてたんだけど、全然違ったよ。

ショーン:大阪ではモッシュピットもあったんだ。

サム:ライブの後、フェスティバル会場を歩いていたらみんなすごく楽しんでる様子で、俺たちにフレンドリーだったよ。俺もみんなに手振ったりしてさ、最高だったよ(笑)

― バンド結成の経緯を教えてください。

サム:俺たちみんなリバプールで毎年開催されるリバプールサウンドシティっていうフェスティバルで会ったんだ。当時みんなそれぞれのバンドにいたんだけどうまくいってなくて4人で新しいバンドを始めようって話になった。それで夏中曲作りとかして2か月前に発表したんだ。そこからあっというまだったよ。

― バンド結成から1年もたたないうちに注目を集め、すごいスピードで物事が進んでいますね。どう感じていますか?

ショーン:1年前ぐらいに結成して実際ライブを始めたのは9月とかだから本当あっという間だったね。すごくハッピーだよ。俺は待つのが嫌いだからね。いいことだよ。

サム:変な感じもする。キエランがなんこかデモをアップしたら注目されはじめたんだ。俺たちがしたことといえばリハーサルのために部屋にはい

って、ドアを閉め切って、3か月間こもってすべてを無視しながら演奏して、演奏して、演奏して、それで出てきたら蝶みたいに羽化したって感じだったよ(笑)

― NMEアワード・ライブ・ツアーではロイヤル・ブラッド、テンプルズそしてインターポールと一緒にUK中を回りましたね。ツアーの前と後では違いを感じましたか?

サム:演奏がうまくなったよ。テンプルズは俺たちより長くやってるしインターポールは俺ら誰よりもずーっと長いことやってるから彼らの素晴らしい演奏見て、俺たちも演奏のレベルがあがったと思う。

― 周りの反応に変化はありましたか?

ショーン:NMEアワードライブツアーみたいなのでツアーすると、特にインターポールみたいな有名バンドとね、知名度はあがるし、人が俺たちのことを真剣に取り合ってくれるようになる。もちろん今でも小さなライブをいっぱいやって、人々に知ってもらってるし、でもすごくいい出発点になったよ。

― どんな音楽に影響されていますか?

ショーン:全部。俺はヒップホップが好き。ロックもね。キエランはジョニ・ミッチェルが好きだよ。

サム:俺はシンガーソングライターが好き。ジョーはシューゲイズが好きだね。

― 色んなジャンルのミックスですね。

ショーン:そうなんだよ!うまくいくときもあるし、うまくまとまらない時もあるね(笑)

― 誰が曲作りをするんですか?

ショーン:キエランがメインソングライターだね。彼が曲を作ってみんなで調整するか、軽いアイディアをシェアしてくれてみんなで足してくんだ。パートごとにその曲にフィットするような音を作ったりね。

サム:こないだキエランに「俺が曲を作って、普通のベースラインでね、それでサムに渡すと変なベースラインを足されるんだよね」って言われたんだ(笑)俺は、そんな風に感じてたのかよ、ありがとなって感じだったよ(笑)

ショーン:俺たちはキエランの曲をあいつのために台無しにしてやるんだ(笑)

― UKの音楽メディアではサーカ・ウェーヴスはよくザ・ストロークス、ザ・ヴァクシーンズと比べられていますが、それについてはどう感じていますか?

ショーン:光栄だよ。彼らは偉大なバンドだからね。でもストロークスやヴァクシーンズみたいな音楽を期待されると困るね。俺らは彼らじゃないから。でも俺は比べられることは気にしないよ。嬉しいよ。でもやっぱり自分たちの音として、認識されるようになりたい。1年後とかには、サーカ・ウェーヴスっぽいねって言われるようになりたい。

サム:そうじゃなかったら、なんのためにやってるんだって感じだよ。比べられるのも分かるけどね!俺は、自分たちはただの・ストロークスやヴァクシーンズ系バンド以上のものだって思いたい。

Circa Waves

― サーカ・ウェーヴスという名前はどこから来たんですか?

サム:キエランが最初の曲を書いたときにバンド名が必要になって、最初に出てきた単語ふたつがCirca Wavesだったんだ。

― ランダムにできた名前だったんですね。

サム:完璧にランダムだよ。ずっと名前に意味を後付けしようと頑張ったんだけど、なにもなかったね。

― 新人バンドで注目しているバンドはいますか?

ショーン:マンチェスター出身のSpring King。最高だよ。チェックして欲しい!

サム:Alvvays。アルバムを出したばっかで俺ら全員ずっと聞いてるよ。興味深いソングライティングだよ。

ショーン:All We Are。

― デビューアルバムは完成しましたか?

ショーン:うん。数ヶ月前にね。今は調整中だよ。スタジオに戻ってもう数曲やるかもね。でもほとんど終わったから来年にはリリースしたい。

― どんなアルバムになりますか?

サム:できるだけライブの感じを出したかったんだ。ライブでギターとかベースとか足してパフォーマンスするバンドが最近多いけど、俺らはオールドスクールでいきたかった。ダブルギターとかダブルベースとか何も足さずにライブレコーディングにしたかった。少なくとも大部分はね。

― 7月に日本限定のEPをリリースしましたが、曲選びには何かこだわりましたか?

ショーン:イギリスでリリースしたシングルのコレクションみたいなもんだよ。全体でまとまりがあるように選んだ。バンドの紹介みたいなもんだね。

サム:「日本。これが俺らだよ」って感じさ(笑)

― サーカ・ウェーヴスを聞くのにベストなシチュエーンションはなんですか?

ショーン:ライブ。パーティー。

サム:ライブとパーティーだね。うん。

― 現在のバンドとしてのゴールはなんですか?

ショーン:このまま進みつづけること。

サム:ツアーは本当楽しいよ。できるだけ多くの人の前で、できるだけ多くのライブをしたい。続く限り続けたい。アメリカツアーも決まったんだ。初めてのね。オーストラリア、日本、アメリカ……全て初めての体験さ。本当に素晴らしいよ。

― 特に行きたい国はどこですか?

ショーン:アフリカだね。ロシア。ブラジル。

― 最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

ハーイ!サーカ・ウェーヴスだよ。サマーソニックに見に来てくれたみんなにありがとうを言いたい。日本をすごく楽しんでるよ。君たちは最高だよ。『サーカ・ウェーヴスEP』もチェックしてね。喜んでもらえると嬉しいな。ありがとう!

Interview : Noemi Minami
Photo : Nahoko Suzuki

EP EP
サーカ・ウェーヴス

Hostess Entertainment
売り上げランキング : 38598

Amazonで詳しく見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です