『アメイジング・スパイダーマン』アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン 世界最速!来日記者会見

Posted on 2012.01.27 
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シリーズ4作目にして、監督・キャストを一新し、スパーダーマンの誕生から語りなおすという新シリーズ『アメイジング・スパイダーマン』。来る6月30日、全米公開に先駆けて日本が世界最速ロードショーとなります。
今回、1月18日に行われた『アメイジング・スパイダーマン』キャストの世界初の記者会見の内容をお届けします。

TEXT:Mami Hayashi
PHOTO:Chihiro Kurihara

Amazing Spider-man

新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガーフィールドと、ヒロインのエマ・ストーン。実生活でもカップルというふたりのラブラブな様子は微笑ましい。
なにより、エマ・ストーン!!本当に可愛いです。頭の回転が速く、インタビュアーに対する切り返しも絶妙で、女優の中でも今までにないタイプの魅力の持ち主です。オタクのミューズと言われている彼女ですが、きっと女子ウケもかなりいいのではないでしょうか?弾けるその輝きに同性としてとても好感を持ちました。

―スパイダーマンは、今までにサム・ライミ&トビー・マグワイヤの過去3部作があり、原作も、熱心なファンのいる作品です。今回新たに再スタートという形で製作されることになりましたが、プレッシャーや役を演じる難しさはあったのでしょうか。

アンドリュー・ガーフィールド:もちろん!プレッシャーはかなり感じました。
僕は3歳の頃からスパイダーマンの原作の熱心なファンで、前の3部作は原作者スタン・リーのストーリーを忠実に再現していたし、なにより作品として素晴らしく、コミック同様に映画にもすごくインスピレーションを受けました。
ピーター・パーカーという歴史ある役を引き継ぐ俳優として選ばれたことはとても光栄に思うと同時にプレッシャーでもありました。
でもそれはある意味健全な、ポジティブなプレッシャーです。というのも彼には何百万のファンがいます。その方々に対して責任感を持たなければいけません。私が演じるのは一部の人にとっては神話的に重要なキャラクターですので。

エマ・ストーン:グウェン・ステーシーの配役は私にとってすごくラッキーでした。スパイダーマンの3作目で、ブライス・ダラス・ハワードが演じた役ではあったけど、ピーターとMJの間に入るような、今回の私の役とは全然違う設定でしたし。今回の私たちの『アメイジング・スパイダーマン』ではまだMJは登場しないということもあって、キャラクターに対するプレッシャーというものはあまり感じませんでした。私はスパイダーマンを演じるのではないし。
現場では、ブルーシートやワイヤーに囲まれての撮影やベッド・シーンなど、今までも経験したことのあるものだったから。
でも一番プレッシャーを感じるのは、今この瞬間!生まれて初めて日本に、東京に来て、こんなに全世界的に注目を浴びる作品の記者会見に出ている!こんなの初めての経験よ。間違ったことを言っちゃったらどうしよう!ってとても緊張しているわ。

―アンドリューは、これまでの出演作の中で、本格的なアクションに挑戦したのは初めての経験だったと思います。いかがでしたか?

アンドリュー:僕にとって大きな挑戦で、すごくエキサイティングでした。全てというわけではありませんでしたが(笑)。
前3作と違って、監督は僕にも実際にスタントをやってほしいとのことだったので、撮影に入る前に4ヶ月間も訓練をしました。毎日ヘトヘトになるまで訓練して、本当に死ぬんじゃないかと思いました。
でも、アンディ・アームストロングをリーダーとしたスタントチームと仕事が出来たことがなによりエキサイティングでした。彼らは『007』のジェームス・ボンドや『チャーリーズ・エンジェル』、『猿の惑星』などを担当してきた伝説的なチームです。
僕には3人のスタント・ダブルがいて、それぞれが特殊な技能を演じています。僕が劇中でかっこよくみえるのは彼らのおかげなんです。
また、大きなアクションだけでなく、蜘蛛に咬まれて身体の奥からDNAが変化していく様子・・・そういった細かい動きも身体で表現していくのです。それを彼らと一緒に作り上げていく過程がすごく楽しかった。でも本当に大変でした。このプロチームがいたからこそ可能だったのだと思います。僕たちが劇中でどんな動きをするか、楽しみにしていてください。

Andrew Garfield

―お二人とも初来日とのことで、日本を楽しんでいますか?気に入った場所、食べ物などありましたら教えてください。

アンドリュー:昨日の夜、東京に到着して、昨日は一日中ホテルに缶詰のインタビューだったんです。でも、すばらしい料理を頂きました。僕の発音が間違っていたら恥ずかしいんですけど。「しゃぶ・しゃぶ」です。外には出れなかったけれど、昨日の一日中受けた取材を通して、日本に来て印象的だったのは、日本人のジャーナリストの賢さ、丁寧さにとても感激しました。知的で繊細な質問を、会話がシンプルになるよう気を使ってくれて。映画のためにあなたがたに気に入ってもらおうとお世辞を言っているわけではありません(笑)。ただ、プレス取材であんな経験をしたのは初めてのことだったので。
次回は映画の初公開に先駆け、6月にまた来日をする予定です。そのときは絶対にもっと時間をとってもらおうと思っていますので、逆に日本の名所をあなたがたインタビュアーに聞きますから、覚悟しておいてくださいね。

エマ:生まれて初めて日本に来て、ホテルからしか外を見ていないけれど、近未来の都市にいるような不思議な感覚です。プロモーションで私たちはいろんな国を訪れるのだけど、このようにすごく素敵な場所に来ていながら、1~2日しかいられなくて、回る時間がないのは、たまらないわ!
でも絶対約束します。私は今度かならずプライベートで来て、町中を歩き回って、美味しいもの食べまくって、日本のすばらしい歴史、文化を堪能しまくってやるわ!

―エマに質問です。前シリーズのスパイダーマンでは、逆さづりになったスパイダーマンとMJのロマンチックなキスシーンが有名でしたが、今回の2人には凄いキスシーンはあるのでしょうか。

エマ:内容を言っちゃってもいいの?知らないほうが楽しめるわよ(笑)。
見てもらって、それが素敵なキスかどうか決めてもらえたらいいわ。
でもひとつだけお教えすると、劇中では凄~く素敵なファーストキスがあります!!是非確かめてくださいね!

Emma Stone

キスシーンの質問で、プロデューサーのマット・トルマック氏が「ちょっとここでやってみせてよ」とおちゃらけると、「道具とかないし、無理!」とおどけてみせるアンドリュー。
会見中に、終始顔を見合わせふざけあうアンドリューとエマ。指輪をいじったり、必要以上に水を飲んだりとちょっと緊張気味のアンドリューに対して、インタビュアーにジョークもかます余裕のエマ。なんだかカップルの普段の様子を垣間見たような気がしました。

また同日、未完成ではあるものの本編の8分間の本編映像を上映。これだけでは作品についてなんともいえませんが、何より楽しみなのが、敵役。なんと、あのUKカルチャー好きならみんな大好き(なはず)リス・アイファンズ!!彼は変態役がとってもお上手なので、きっと映画でいい味を出してくれるはず。アンドリューのピーター・パーカーなんてかっこよすぎない?と心配されている方、これがけっこうしっくり来ます。アンドリューってモデルみたいな身体つきだけど、顔の全パーツが大きくてアニメみたいな顔しているから、案外大丈夫です。確かにアンドリューって今までの出演作でもあまりカッコイイどころではなくて、どこか「ヌケてていい子」役ばかりだし。劇中金髪のエマちゃんはブルネットのほうが好き!と思いましたが、文句なく可愛いかったですよ。

最後に、マーベルCEOアヴィ・アラド氏とプロデューサーのマット・トルマック氏へのインタビュー。

―今回新たにリブートという形でスパイダーマンを生まれ変わらせるということですが、主人公ピーター・パーカーに対する思いは?

マーベルCEO アヴィ・アラド:スパイダーマンが他のどのスーパーヒーローとも違う点は、スーパーヒーローらしくないということ。ワーキングクラス出身で、親に捨てられ、叔父に育てられる。理科オタクでいじめられっこ。
でも実は彼は蜘蛛に咬まれる前からヒーローの素質を持っていたんだ。彼の目的は世界を救うとか途方もない夢物語ではない。悪を殺すのではなく、人を救う。自分の中の正義を模索している。
今回ストーリーの核となるのは、そんな彼の自分のルーツ。誰もが話をしてくれない自分の生まれについて、自分は何者なのか?どこから来たのか?
運命を自分で切り開かなければいけないんだ。

もうひとつの重要な要素が、純愛。彼はとてもロマンチスト。対する今回のグウェンのキャラクターはとても現代的な女性。芯が強くて、彼との関係も対等。現代の女性を代表するような女性です。
さらに、師、ドクター・コナーズとの戦い。彼はピーターの父の友人であるだけでなく、グウェンとも関係のある人物。そういった単なる敵ではなく、師である人と戦うということ。夢物語ではなく、リアルでエモーショナルなストーリーが何より共感を得ると思うんです。もちろん今作のアクションシーンもとても誇りに思っていますが、これらはストーリーのためにある添え物なわけで、我々は何よりみんなが好きな彼らのストーリーに力を入れました。非常に現実的な物語になったと言えるでしょう。

―今回監督にマーク・ウェブ(『(500)日のサマー』)を起用した理由は?

プロデューサー マット・トルマック:スパイダーマンのユニークなところはなによりピーター・パーカーのキャラクターだと考えます。彼は富豪でもなければ大人でもない。ティーンエイジャーの男の子。子どもでいたいけど大人としての責任も取っていかなければいけない。まさに人生の岐路に立っている。彼のそういったジレンマや葛藤が多くの共感を呼ぶのだ思います。
つまり一番芯にあるものはドラマなのです。もちろんそのほかヒーローものの映画も最新鋭のSFXを駆使しており、非常に素晴らしい作品は多い。しかしスパイダーマンの人気は核にあるドラマだと私たちは考えていました。監督を新たに起用するにあたり、ビジュアルだけが優れているのではなく、そのエモーショナルなストーリー、人間くささを語ることができる監督を!と思っていました。
そんな時、彼の作品『 (500)日のサマー』を見たんです。早速ミーティングを持ち、彼のアイディアを聞いてみると、彼の考えは過去3部作を踏襲しつつも、キャラクターに重きを置いた内容だったんですね。
彼の作品『500日のサマー』や昨年のヒット作『ソーシャル・ネットワーク』にも通じるようなナードが世界と対峙する、その現代的な感覚がとても欲しいと思いました。
彼は『 (500)日のサマー』が初監督作品ですが、今までに100本以上のミュージックビデオを撮っている。そのビデオにも見られる、『現代的な感覚』を買っての起用でした。
もちろんどんな監督を起用するにあたってもリスクというものは伴うものです。我々は彼を信じてこの冒険に乗り出しました。今作品が完成しつつある段階で、改めて我々は間違っていなかったと確信しています。

Amazing Spider-man

『アメイジング・スパイダーマン』
6月30日(土)から、TOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開
www.amazing-spiderman.jp/

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