フジロック’10 要チェックアーティスト

Posted on 2010.07.19 
Filed Under entertainment

フジロック'10 要チェックアーティスト

盆・暮れ・正月・フジロック。

音楽ラバーの年間カレンダーでは、7月末の金土日は最重要年中行事として毎年もれなく連休と決まっています。

超有名スキーリゾートを丸ごと借り切って毎年行われる巨大な夏祭り、FUJI ROCK FESTIVAL。新潟が遠いなんぞと言うなかれ。フジの魅力はこのロケーションに負うところも大きいのです。鮮やかな苗場の緑に抱かれて空気はおいしいし、普段なら気になってしまう終電の時間だのも気にせずずっと遊べる。完全に「日常」から切り離されたこの環境こそが、多くの海外のアーティストがフジロックをフェイバリット・フェスティバルに挙げる理由でもあるのです。

フジロック好きなアーティストを追っかけるもよし、通りすがりに新しい音楽と出合うもよし。大好きな音楽に四六時中浸っていられるこの世の天国、それがフジロック。お腹がすいたら美味しい屋台メシとビールで(20歳以下はコーラでね!)何時でもエナジーチャージ可能。暑さが厳しいときは澄んだ小川に足をひたして一休み。思いもかけず憧れのアーティストに遭遇なんてことも!ライブの合間も様々なドラマ有り。これもフジロック。

さぁ、カウントダウンは始まっています。チケットにも若干の余裕ありとか!?
片道切符とチケットを握りしめて、いざ苗場!


info:
FUJI ROCK FESTIVAL 10
7月30日(金) 31日(土) 8月1(日) 新潟県苗場スキー場にて開催
http://www.fujirockfestival.com/

今回は、HTEスタッフ一人一人によるフジロックでお勧めのアーティストを紹介します。
何を見ようか迷っている方、新しいお気に入りのバンドを見つけたい方、少しでも参考にしていただければ、私たちスタッフも嬉しい限りです。

- Chihiro Kurihara

MUSE (ミューズ)

Muse
Info
7/30(fri) GREEN STAGE 21:30~
今年1月に行われた単独公演も記憶に新しいミューズ。そんな彼らがフジロック出演のために再び帰ってきます!今年は1日目のグリーン・ステージのトリ。日もすっかり落ち、涼しい風が吹き抜ける中、3人が奏でる壮大でロマンティックなサウンドが苗場に響き渡る・・・。想像するだけで私は既に涙があふれ出しそうです。新曲、「Neutron Star Collision (Love Is Forever)」を演奏したのなら(お願い!演奏して!)きっと鳥肌もの。
ココがポイント!
2007年に出演したフジロックで炸裂したというセルフ紙吹雪。今年だって期待しちゃいます。「Feeling Good」演奏の際に披露する確立が高い(というかほぼ100%)この神業。マシューがグランドピアノへと移動したら、一瞬たりとも目を離してはいけません!ん?でも・・・あれれ!?どうやら今年出演したグラストンベリーでは紙吹雪は吹雪かなかったようです。残念。

MGMT (エム・ジー・エム・ティ)

MGMT
Info
7/31(sat) WHITE STAGE 22:10~
待望のセカンド・アルバム『コングラチュレイションズ』をリリースしたばかりのMGMT。約2年ぶり、3度目の来日公演となる今回は2日目のホワイト・ステージのトリに大抜擢。「絶対、アンドリューを近くで観たい!」なんて思っている女子の皆様、根性と愛のパワーでステージまで黄色い声を響かせちゃってください!5人編成となるライヴを披露してくれると思いますが、うーん、男前5人を目の前で見たなら鼻血出す人、続出するんじゃないかな?
ココがポイント!
2日目の大トリがロキシー・ミュージックということで、彼らはその裏で「♪ブライハン・イーノ(ブライアン・イーノですね)」と叫んでいるという謎のシチュエーションになりそうだとのこと。これは関係者が意図して組んだものなのでしょうか・・・。恐らくセカンドからの選曲がほとんどを占めるだろうけど、やっぱり、「Time To Pretend」と「Kids」、この2曲は聴きたいな。
- Kanako Matsuura

!!! (チック・チック・チック)

chk chk chk
Info
7/30(fri) WHITE STAGE 22:10~
約3年半ぶりのリリースとなった4thアルバム『Strange Weather, Isn’t It?』を引っさげてフジロックに帰ってくる!!!は1日目ホワイト・ステージのトリに登場。2004 年、2007年のフジロック出演時もベストアクトの声が多数上がっていた彼らは、メンバーの脱退、不慮の事故を乗り越えてもその熱いグルーヴは健在。昨年のエレクトログライドでも圧倒的なステージを見せてくれたこの6人組がホワイトの夜をダンス・フロアに変えちゃうはず!
ココがポイント!
楽曲のかっこよさももちろんだけど、もうひとつの注目はヴォーカル、ニック・オファーのお決まりの短パン姿と誰も真似できないダンス。どこから覚えてきたのか時々ひげダンス風の動きになったり、9割方ゲイでしょと思わせる動きになったりと目が離せません。もっと近くで見てみたい! というあなたは1日目深夜 4:00~、パレスオブワンダーでのDJセットでその姿を確認してみて!

BOYS NOIZE (ボーイズ・ノイズ)

Boys Noize
Info
7/31(sat) RED MARQUEE 01:30~
2日目、深夜1:30。かなり疲れが溜まってきてる頃ですよね。でも「明日も観たいのたくさんあるし、今日はそろそろ基地に戻って寝ようかな~」なんて、ダメ!絶対!ドイツはハンブルグ出身のアレックス・リダによるユニット、ボーイズ・ノイズをお忘れなく。ブロック・パーティージャスティスレイト・オブ・ザ・ピア等のリミックスを手掛け、攻撃的サウンドで確実にフロアを盛り上げちゃいます。まぁ寝ようと思っても、レッドマーキーの前を通りがかったらきっと踊りださずにいられないんだから!
ココがポイント!
ステージでは常におしゃれプリントのTシャツにカラフルなキャップを合わせて・・・。とそのファッションにも注目したいアレックス(眉毛は若干つながりつつあるけれど)。ちなみに寒い時期はワンサイズ大き目のこれまたハデハデ柄のパーカーを羽織ってます。モテ期を待ちわびる男子の皆さまは彼を参考にしてみてはいかがでしょうか?HTEのDJ、Satowsheがこのファッションスタイルをパクっているのは内緒ですけどね!
- Takazumi Hosaka

JAMAICA (ジャマイカ)

Jamaica
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 12:10~
我々HTEでは、もうこれまでさんざんブログで騒いできたし、パーティでも毎回のように彼らのシングルをかけ続けてきました。これは観ない訳にはいかないでしょう!昨年のフェニックスに代わる今年のアンセム「I Think I Like U 2」や「Short and Entertaining」だけでなく、前身バンドであるポニー・ポニー時代の楽曲もレパートリーに入っているらしい。ジャスティスのグザヴィエを始め、ダス・ポップの面々やSo Meなど、フランス界隈の重鎮がこぞって絶賛する彼らのパフォーマンスを見逃すな!
ココがポイント!
何といってもアルバム・リリース前というこのタイミング。世界基準でもかなり早い段階で彼らのライブを観ることができ、今夏リリース予定のアルバム収録曲を先取りできる!
また、パリ出身の洒脱な彼らのルックスからも目が離せない!

BROKEN BELLS (ブロークン・ベルズ)

Broken Bells
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 16:40~
デンジャー・マウスこと、ブライアン・バートン大先生と、USインディの良心シンズのジェームズ・マーサーが手を組んだ異色のユニット、初来日!ネットで映像を観るに、ベテラン・ミュージシャンをバックに引き連れ、相当完成度の高いパフォーマンスを展開している模様。欲をいえば、シンズ譲りの流麗なメロディ、そしてジェームズの透き通るようなあの高音ボーカルは、大自然に囲まれたホワイトかヘヴン辺りで観たかった・・・。
ココがポイント!
意外にもこれで2回目(?)となるデンジャー・マウス大先生のマリモ具合(最近は縮小気味ですが)はもちろん見逃せないところ。先生はライブではドラムを担当しているので、ちょっと観にくいかもしれないけど、そこは気合で!
あと、ジェームズのM字の進行具合も要チェック!
・・・あ、もちろん主役は音楽ですよ!2人の髪型チェックに気を取られ過ぎないで!
- Yuki Asakura

VAMPIRE WEEKEND (ヴァンパイア・ウィークエンド)

Vampire Weekend
Info
8/1(sun) GREEN STAGE 15:40~
あーーーー!来てくれるのを待っていました~~~!昨年、2ndアルバム『Contra』を出す直前に緊急来日し、1夜限りのライヴを行って以来の日本でのライヴです。そのときの内容は、まぁ、曲のお披露目程度で終了。でもフジでは全力の彼らが見れるわけですね。コーチェラ、グラストンベリーでは、すでに若干貫禄のあるステージを見せていました。さぁ、フジではどうなのでしょう。
ココがポイント!
若干の貫禄は見せたけど、格好はややだらしねぇというか、はっちゃけたというか・・・。だって、グラストのときのクリストファー(Dr.)、星条旗柄のタンクトップ!そんで半ズボン!おおー。フジでは虫さされに注意してほしいですね。

FOALS (フォールズ)

Foals
Info
8/1(sun) WHITE STAGE 16:40~
グリーン・ステージのヴァンパイア・ウィークエンドを見終わったら即行で見に行きたいのがフォールズ!これ、自分でうまくVWに見切りをつけて行かないと、何曲か逃してしまいそうなタイム・テーブルです・・・。さて、今年のインディ・ロックUK代表は間違いなく彼らのはず。2ndアルバム『Total Life Forever』はシリアスかつ、やや実験的ですが、絶妙なバランス感覚でポップに仕上げてました。フジは山ですが、一緒にフォールズの音の海に溺れてみませんか?
ココがポイント!
最近流行なのか、6月にフォールズも一夜限りの来日ライヴをしましたね。即行、ソールドアウト。筆者は残念ながら行けませんでした。観られた方は非常に貴重な体験だったのではないでしょうか?ただ、2ndアルバムの曲はそれほどやらなかったとのこと。フジではそこらへん要チェックですね。あと、ヤニスの身長は166cmらしいです。それも確認したい!
- Chihiro Ikeuchi

HOT CHIP (ホット・チップ)

Hot Chip
Info
8/1(sun) RED MARQUEE 18:20~
インディ・ファンにとって、今年のタイム・テーブルで最大の選択を迫られているのが、このホット・チップとLCDサウンドシステムじゃないでしょうか。今回でLCDとしての活動を最後にすると言っているジェームズ・マーフィーももちろん観たいですが、私はホット・チップを選びます。今年発売された『One Life Stand』はじわじわ効いてくる良アルバムで、ヴォーカル、アレクシスの美声を是非生で聴きたいです!コーチェラでのパフォーマンスも素晴らしかったし!
ココがポイント!
「I Feel Better」PVでのJLSばりなダンスは期待できませんが、一部でファンキーステップと呼ばれている(?)ダンスが飛び出すかも!?特に真ん中の2人、アレクシスとアルに注目です。また、アレクシスの上級お洒落スタイルもチェックしたいところです。コーチェラで履いていた黄色いパンツはマリメッコのセールで買ったそう。

MATT & KIM (マット・アンド・キム)

Matt and Kim
Info
7/30(fri) 苗場食堂
7/31(sat) GYPSY AVALON 15:15~
8/1(sun) WHITE STAGE 11:50~
今年のフジロックはNY、ブルックリン勢がとっても充実。ヴァンパイア・ウィークエンドやMGMTはじめ、ダーティ・プロジェクターズにイェーセイヤー。そして、このマット&キムも忘れてはいけません!キーボードとドラムスによる男女デュオは2004年より活動している、意外とベテラン。ポップでキャッチーなキーボードと力強くテンポのいいドラミングで、誰でも踊りだしたくなるハッピーなサウンドが会場を包むことでしょう。
ココがポイント!
昨年MTVビデオ・ミュージック・アワードでベスト・ブレイクスルー・ビデオを受賞した「Lessons Learned」のPVみたいにストリーキングはしないと思うけど、フジの期間中、いろいろなところでライヴする予定の彼ら。もしかしたらもしかするかも!?
- Mami Hayashi

THE XX (ザ・エックス・エックス)

XX
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 18:20~
最小限の動きで最大限の涙を誘うというウワサの彼らのライブ。しっとりブロークン・ベルズのライブに彼らのさめざめ心震える演奏、そして、ブロークン・ソーシャル・シーンでドカーン!!! この歓喜の連続、想像するだけで嬉しくて転げまわりたくなりませんか? とにかく経験者として語らせてください。涙だけじゃありません。色・気。若干20歳のそのぽっちゃりめの身体のどこから出てるか知りませんが、相当艶っぽいです彼らのライブは! 赤いライトでエロスを感じて!
ココがポイント!
MCは司令塔オリバーにまかせっきりのロミー&ジェイミー無口組。静かーにしてないと、たまにがんばって口を開くロミーの声が聞こえません。ジェイミーは・・・話せないけど、一人でドラムンベース+シンセと相当頑張りやさんなので温かい目で見守ってあげて!

YEASAYER (イェーセイヤー)

Yeasayer
Info
8/1(sun) RED MARQUEE 12:40~
2nd アルバム『Odd Blood』の世界的評価が目覚しいブルックリンの3ピース、イェーセイヤー。初来日となる今回。中東の民族音楽のようなエスニックなリズムと強力なビートに中毒性の高いシンセ。「Ambling Alp」「O.N.E.」のように頭を振り乱して踊りだしたくなる曲もあれば、「Tightrope」のような恍惚の絶頂のような至福の曲もあるからもうたまらない。私的にフジで一番楽しみなアーティストだ。
ココがポイント!
メンバーそれぞれがボーカルを取る変わったスタイルの彼ら。違いを聞き比べて見るのもよし、個人的にはAnand Wilderがジャングルブックのモーグリのようでカッコイイので、彼の観察をオススメします。

MAGNETIC MAN (マグネティック・マン)

Magnetic Man
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 02:30~
フジで新たな出会いを求めているアナタは、出演時間はかなり遅いけど、レッドマーキーで頑張って欲しい。ダブ・ステップのトップDJ・プロデューサー集団 Magnetic Manまでは! NMEリニューアル号でM.I.A.、リアーナと同列で表紙を飾り、「ここ10年のミュージックシーンで学んだことすべてを注ぎ込んだ俺達のプロジェクトは今一番クール」と宣言。最近話題のダブ・ステップ・・・単語の意味は理解していても、それが何なのかの本当のところは、経験することでしかわからないと思う! ダブ・ステップとは何たるかを学びに、私は起きます。
ココがポイント!
彼らのライブにおける楽器(?)はアップルのラップトップ3台のみ。そこから紡ぎだされるミラーボールの世界はどのように展開されるか。そこが見もの。しかも彼らのアクトの前はダブ・ステップ界の新星ラスコ!これぞ踊り明かす夜!
- Minae Tani

DIRTY PROJECTORS (ダーティ・プロジェクターズ)

Dirty Projectors
Info
7/30(fri) ORANGE COURT 18:10~
NYシーンのダークホース、ダーティ・プロジェクターズが3月の初来日から間髪入れずフジ再登板!多方面からの大絶賛を受けて急きょのブッキングだったのでしょう、実はフジ1日目一番の悩みどころ。なんとレッドマーキーのThe xxと思いっきりカブってるのです・・・。心揺れます・・・が、特に初来日を見逃した皆さま、是非手に手をとって苗場の最奥・オレンジコートまで馳せ参じようではありませんか。摩訶不思議で祝祭的なグルーヴに昇天すること間違いなし!
ココがポイント!
昨年、アルバム『Bitte Orca』をリリースしたばかりの彼らですが、今年に入ってもビョークとチャリティコラボEPを出したり、ザ・ルーツやHTEでも注目中のラスコのアルバムに参加したりと精力的に活動中。また、ライブではボブ・ディランのカバーなども披露しており、フジのステージでもアルバム以外の曲が飛び出す可能性大。高偏差値な音楽センスで再解釈・再構築されたカバー曲にも注目!

BROKEN SOCIAL SCENE (ブロークン・ソーシャル・シーン)

Broken Social Scene
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 20:30~
BSS といえば、2006年のフジロックの伝説となっているのをご存じだろうか。3日目昼のホワイトステージ。圧巻のパフォーマンス終了後の会場からは拍手が鳴りやまず、なんとセットチェンジが中断しアンコールが始まったのだ!レッチリが話題をさらったこの年において、フェスの定石を覆したこのライブは多くの人が隠れたベストアクトとして挙げていた。そのBSSが4年ぶりに苗場に帰ってくる。新たな伝説の生まれる瞬間に立ち会えるかも!?
ココがポイント!
メンバー編成の毎回違うBSSのステージは、「その時・その場限り」なライブの価値をより強く感じさせてくれるもの。多幸感たっぷりの音の洪水に体も心も委ねてみたい。ちなみに出番が終わると「ところ天国」に降りてきて水遊びしながらビール飲んでたりするので、見かけたら話しかけちゃいましょう。フレンドリーに応えてくれる超ナイス・ピーポーでもあります。
- Satowshe

RUSKO (ラスコ)

Rusko
Info
7/30(fri) RED MARQUEE 01:15~
M.I.A.のアルバムへの参加やディプロ主宰のMad Decentよりアルバムをリリースしたりと今波に乗っている彼。
リードトラック「Woo Boost」のように浮遊感溢れるシンセとノイジーなビートが絡み合うサウンドを存分に聴かせてくれるはず。クイックなつなぎやバックスピンを上手く配置したパフォーマンスにも要注目!

RIVA STARR (リヴァ・スター)

Riva Starr
Info
7/31(sat) RED MARQUEE 23:30~
Jesse RoseMade To Play所属のリヴァ・スターが遂にフジに参戦。「I Was Drunk」の大ヒット中というナイスなタイミングでの登場です。
タイトなキックにスウィンギンなウワものが特徴的な彼ならではのフィジェット感は、聴いて心地よいし、必然的に体が動き出す。リミックスにも定評があり、ゴシップファットボーイ・スリムあたりをかけてくれるか楽しみです。

関連記事:

Tags: , , , , , , , , , , , , , , ,

Comments

Leave a Comment. コメントをどうぞ。




back issues