Bombay Bicycle Club ※Part1

Posted on 12月 7, 2009 
Filed Under interview

Interview : Chihiro Kurihara
Translation : Ikuko Nishikawa

今回、ボンベイ・バイシクル・クラブのインタビュー第1弾。こちらではデビュー・アルバムはじめ、結成の秘話、2000年代の10年間でのお気に入りのアルバムなどについて、フロントマンのジャックにメールにて来日より一足先に話を聞きました。第2段として、来日中のメンバー全員のインタビューも後日掲載予定なのでそちらもお楽しみに!

-あなたたちは学校の友達同士とのことですが、バンドを結成した経緯を教えてください。
ジャック:学校のコンサートで僕たちのクラスが何か歌を披露することになったんだ。それでみんなで楽器を一緒に何曲か演奏したのがきっかけかな。

-このバンド名の由来は?
ジャック:実はロンドンにあるレストランの名前なんだ。バンドの名前を考えるのに疲れちゃって、結局どっかから盗むことにしたんだ。できることならバンドの名前を変えればよかったなと思うよ。もう大人だしね。

-ファースト・アルバムが完成をどのように感じていますか?
ジャック:アルバムができて僕たちはとても誇りに思っているよ。なんせ、すごく長い間レコーディングを待ったからね。学校に行っている間はとても限られた活動しかできなかったから、卒業してアルバムが作れたことはすごくうれしいんだ。

-このアルバムをまだ聞いていない人にお勧めするとき、あなたならどのような言葉で表現しますか?
ジャック:僕ならこのアルバムを若い人たちが若い人たちのために作ったアルバムって紹介するね。若い人たちの感情がリスナーにとってとても凝縮された内容だから。

-プロデューサー、ジム・アビスとの作業はどのようなものでしたか?
ジャック:彼はとても僕たちのモチベーションを上げてくれたよ。時々僕たちってとても面倒くさがりでまとまりがないんだ。だから彼はとてもいい影響だった。彼は普段からはかなりいい人で素晴らしい音楽のテイストと耳の持ち主なんだよ。

-曲を作る時のプロセスを教えてください。
ジャック:はじめは僕が詩を書くよ。それからバンドがそれぞれの考えを出して取り入れていくんだ。でも最後にはバンド全員で曲を仕上げるよ。

-プロモーション・ビデオなどを作る時はバンド自身もアイデアを出したりしますか?
ジャック:実はビデオを作るのを楽しんでやっているわけじゃないんだ。カメラの前に立つのはとても妙な気分なんだよ。音楽を作ってたりライブをしてるほうが楽しいね。

-音楽を始めたきっかけは?
ジャック:ベースギターをまず始めたんだ。その時のヒーローはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフレアだった。だんだんと弾ける曲が増えていって、どうやってみんなが歌を書くのかそのときにわかってきたんだ。それから自分の歌を書きはじめたんだよ。

-どのような音楽を聞いて育ったのですか?
ジャック:僕の父親のレコードコレクションは僕にとても影響してるね。フランク・ザッパ、ソフトマシーン、ニール・ヤングとか。古い年代の音楽をたくさん聞いていたよ。

-どんな物事があなたに音楽を作る力を与えてくれますか?
ジャック:音楽だね。音楽がただ大好きなんだ。音楽以上に好きなものってないくらいにね。

-お気に入りのバンドは?
ジャック:インターポール、ジョイ・ディビジョン、マイ・ブラディ・バレンタイン、ザ・マカビーズ。

-最近はどんな音楽を聞いていますか?
ジャック:最近はアフリカの音楽をよく聞いているよ。Fela Kuti、Tony Allen、 Mulatu Astatkeとか。

-今後6か月以内(2009年11月現在)の予定を教えてください。
ジャック:ツアーだね。(12月に日本で初めてライブをやることをとても楽しみにしているよ)あと、アコースティック・アルバムの録音とそれからセカンド・アルバムに取りかかる予定。個人的にはできたらインドに旅行がしたいと思ってるよ。

-2000年代最初の10年が過ぎようとしていますが、あなたにとってこの10年はどのような年でしたか?
ジャック:僕にとってここ10年はとても重要な年だったよ。いいことと悪いことすべてを含めてね。

‐あなたが選ぶ10年間のディスクを数枚教えてください。
ジャック:①ストロークスの『イズ・ディス・イット』。僕たちがツアーにでてるときにみんなで車の中で聞いて歌ったんだ。曲ひとつひとつが素晴らしいし、インディ・ミュージックを変えたアルバムな気がするよ。
②アーケード・ファイアの『フューネラル』
③アニマル・コレクティブの『メリーウェザー・ポスト・パビリオン』。何年もかけてアニマル・コレクティブは彼ら独自の音楽を作ったよね。このアルバムは何にも似ていないオリジナルだ。とても型破りでありながらも、理解しやすいしね。
④レディオヘッド、『キッド・A』。レディオヘッドのアルバムでは一番気に入っている。
⑤モデスト・マウスの『グッド・ニュース・フォー・ピープル・フー・ラブ・バッド・ニュース』(邦題:バッド・ニュースを好む人へのグッド・ニュース)。素晴らしい歌ばかりはいったアルバム。アメリカのインディの中でベストだね。「Tetones」はこの20世紀の中でも素晴らしい歌の一つだと思う。
⑥ヴォン・アイヴァーの『フォー・エマ,フォーエヴァー・アゴー』。とても哀愁のある美しいアルバムだね。僕がいままで聞いたもので一番正統派な音楽のアルバムだと思う。

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