Bombay Bicycle Club ※Part2

Posted on 2009.12.12 
Filed Under interview

Interview:Chihiro Kurihara
Photo:Takazumi Hosaka

第2弾は来日時のメンバーに直撃インタビュー!音楽の知識が豊富でインタビューしているこちらが勉強させられました。かなりシャイとのことでどきどきしてしまいましたが、実際の彼らは音楽について熱く語ってくれました。前回はアルバムについてなども聞いていたので今回は少しゲームで遊ぶことにしました。本人たちも楽しかったと言って喜んでくれたのでひと安心。自分たちのお気に入りの音楽を嬉しそうに語る姿はとても可愛らしかったです。

―今回、日本で初めてのライブですが感想を教えてください。
ジャック:良かったよ!
スレン:楽しかった。イギリスよりも静かだったなって思ったかな。
ジェイミー:“それは日本のオーディエンスは音楽に集中して聴きたいという気持ちがあるからだよ。”って周りから聞いていたんだ。イギリスでは逆に大騒ぎするけど音楽は聴いていないかな。

―今まで様々な国で演奏していると思いますが、一番印象に残っているライブは?
スレン:2007年のレディング・フェスティバルでのライブだね。初めて大観衆の前で演奏したんだ。素晴らしかったよ。
ジャック:前列は僕らの友達が陣取ってて。それも凄く嬉しかったね。
ジェイミー:出演の時間が早目だったからお客さんは少ないかなと思っていたけど、テントいっぱいにオーディエンスがいたのも嬉しかったよ。

―今回はイギリスのアーティストを集めてイベント(ブリティッシュ・アンセムズ)ですが、もし自分たちが主催者ならどんなアーティストを呼びたいですか?
ジェイミー:Flashguns。このバンドとは仲がいいんだ。
スレン:Bloc Partyと一緒にやりたいかな。
ジャック:マンチェスターのDutch Unclesかな。今度一緒にツアーをやるんだけどとてもいいバンドだよ。

―なるほど。そういくとヘッドライナーはBloc Partyですかね?
ジャック:ノー!
スレン:だって彼らに演奏してもらうならファースト・アルバム限定でお願いしたいからね。

―あははは。では、あなたたち自身についてお話を聞きたいと思います。ちなみに今はおいくつですか?
ジャック:全員19歳だよ。

―学校はもう卒業していますよね?
ジャック:去年卒業したよ。

―以前、お話を伺ったときに歌詞については学校での出来事などから歌詞が生まれてくると言ってましたが、卒業した今、どんなことからインスピレーションを受けることが多いですか?
ジャック:やっぱりツアー中かな。面白いことを体験できるのもツアーの期間だしね。あとはツアーに出ていると家族・友達・恋人とは会えないからすごく“会いたいな”という気持ちになって。それ自体がインスピレーションの源になるかな。たまに孤独を感じたりすることもあるからね。

―もしかしたらそう言われることは嫌かもしれないけど、若くしてバンドで成功することで良かったと思う事と損をしたなと思うことはありますか?
ジェイミー:悪い点は、みんなが若さにだけ集中するということかな。レビューなどを読んでも自分たちの年齢のことをネタにして冗談っぽく書かれたりとかするからね。ライブや音楽についてではなく年齢にばかりフィーチャーされるところかな。
ジャック:良い面はこれだけ早くスタートをきったから時間がたくさんあって、急いでもいないし。もしとんでもない方向に行っても軌道修正がきくかな。今まで積み重ねてきたものがめちゃくちゃになるってこともなくて新しい方向にも転向できるかな。

―最近のイギリスの音楽シーンで流行っているものはなんでしょうか?
ジェイミー:それは僕たちに聞くことじゃないかな。(笑)
ジャック:流行りからはなるべく距離を置くようにしているよ。今なら、80年代の音楽に影響を受けた女の子たちが持てはやされているけど、僕はそれとは対極なものを聴いているからね。

―共感できるアーティストはいますか?
ジャック:90年代のアメリカのバンドだね。Dinosaur JrとかPavementとか。
ジェイミー:あとはYo La Tengoもだね。

―それはどういった部分に共感しますか?
ジャック:僕が思うに音楽だけに集中している点かな。例えばステージに奇抜な衣装を着て出るとかインタビューを受けるにしてもひとつのキメ文句があるわけでもなく、音楽だけに集中している姿勢が共感を持てるね。

―今後はどのようにバンドを成長させたいと思いますか?
ジャック:自分たちの好きな音楽を作っていきたいね。お金が欲しいからCDを作るって考えではなくて“自分たちのやっていることが面白いから音楽を作る”ということを優先にしていきたいと思うよ。やっぱり、他のバンドから“君たちからインスピレーションを受けたんだ”といわれるようになれたら嬉しいかな。

―では、インタビューはこれで終わりにして、これからゲームをしたいと思います。私がお題を出すので思いついた曲を教えてください。
全員:OK!

―では早速。気分が落ち込んでいるときに聞きたい曲は?
ジャック:Joni Mitchell。「Little Green」これは幼い自分の娘を養子に出さなきゃいけない時の曲なんだ。
ジェイミー:JOY DIVISION。悲しいけど落ち込んでるときに聞くと気持ちが高鳴ってくる曲だよ。
スレン:ちょっと恥ずかしいんだけど僕はCold Playの「Fix You」。

―あなたをハッピーにする曲は?
ジャック:多すぎるよー。
ジェイミー:Yo La Tengoの「Sugar Cube」。
スレン:そう言えば昨日もバーでDJにリクエストしてこの曲をかけてもらったんだ。僕はCURTIS MAYFIELDの「Move On Up」だね。
ジャック:Fela Kutiの「Suffering and Smiling」。

―パーティー・ソング!
ジャック:Boy 8 Bitの「Baltic Pine」。
スレン:Younger wolfpackの「Bow for the Wolves」って曲だよ。結構アンダーグラウンドなロンドンの音楽だよ。曲はラップだね。とってもいい曲だよ。
ジェイミー:うーん、わかんない。

―わかりました。では続いて日本に来る飛行機の中で聞いた曲は?
ジャック: SQUAREPUSHERの「TOMMIB」。映画の『ロストイン・トランスレーション』でスカーレット・ヨハンソンがホテルで東京を眺めているシーンのバックでかかっている曲だよ。日本に行くってことで曲も選んでみたよ。
ジェイミー:Bonnie BaileyのVESTAXを聴いてきたよ。
スレン:バッハのカンタータだったかな。

―では今、一番のお気に入りの曲は?
ジェイミー:Fleetwood Macの「You Can Go Your Own Way」って曲。
スレン:Jason Deruloの「Whatcha Say(What You Say)」かな。
ジャック:うーん、Onraというバンドの「Anthem」って曲。この人はベトナムを回って楽曲を拾い集めてサンプリングしてラップにしている人だよ。

―なるほど。Onra、私も聞いてみます。今日はインタビューありがとうございました!

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