STYLE ICON -Vampire Weekend-

Posted on 2009.07.10 
Filed Under entertainment

Vampire Weekend


HTEのENTERTAINMENTコーナーでは、今回から新しい企画を始めます。
ファッション面からアーティストを観察した、“STYLE ICON”。
ロックの歴史には数々の時代を象徴するアイコンたちがいますね。それでは、今の時代のアイコンは?
ということで、第1回目はVampire Weekendを取り上げます。
NEW RAVEやスキニーブームの後にやって来た、コロンビア大卒のプレッピー・バンドと言われる彼ら。その着こなしをチェック!

まずは、『Cape Cod Kwassa Kwassa』のビデオを見てください。

これが言われるところのプレッピースタイルをよく表していると思います。
・Ezra(Vo)のデッキシューズ
・Rostam(kb)の肩にかけたカーディガン
・ダブルChris(B,Dr)の短パン+ふくらはぎ丈の靴下
など。そして全体を覆うパステルカラー。
季節的にもまさに今、ピッタリ。さっそく真似したくなりませんか?
では、写真とともに細かく見ていきましょう。

Ezraは必ずパンツはロールアップしています。幅はまちまちだけど。
あと、裸足がやっぱり多い。
こういう靴には靴下はあまり似合いません。

左から、パステルカラーがきれいなEzra。Chris(Dr)の短パンは、靴下の丈がポイント。コンバースのハイカットはここではあまり合ってないけど。Rostamが肩から掛けているのは派手なパーカー。彼は結構派手目が好き。

バンドを結成したばかりの頃は、「ステージの上でTシャツ禁止」というルールもあったくらいで、彼らはワイシャツをよく着ています。
それも、流行中のチェックよりも、ストライプや無地のものが多い。
それを、パンツにインし、袖は捲り上げる。

言葉で言うとおじさんのようですが、それは、顔の幼さでカバー。
年下のChris(B)が若干カバーしきれていない感もありますが…

あと、ボタンはきっちり上まで留めてないようですが、Chris(Dr)のように、下に派手な色のTシャツを着るのはちょっとこどもっぽ過ぎるので真似しないほうがいいでしょう。

時々、裾の片側だけ出ていることもある。

オシャレ度が高いEzraは、ポロシャツ・オン・シャツなんて技も。

寒い季節は、上にカーディガンを羽織ります。
シンプルな格好には、Chris(B)の様なカラフルな色使いが映えます。
EzraはSPINの表紙でも着ていたケーブル編みのざっくりとしたセーターがお気に入り。
さらに寒くなると、ダッフルコートが登場!
「男の子のダッフルコートに萌える」と言っていたお姉さんを思い出しました。
マフラーはタータンチェック。Ezraがしている白×濃緑の組み合わせって、久しぶりに見た気がする。


ここで、ブランドの話をちょっと。
上の写真でもダブルChrisが着ているLACOSTEには特別な思い入れがあるようで。
大学時代、Vampire Weekendを結成する前にEzraが活動していたHipHopデュオ L’Homme Run (左写真)のマスコット・キャラクターがこのワニだったのです。
Ezraとワニの出会いは高校生の時。教会のバザーで手に入れたヴィンテージのラコステのシャツ。そのワニのロゴの、シンプルでいて、力強く訴える魅力に夢中になってしまった。そして、今のプレッピー・スタイルになっていく。もし、Ezraがその時ラコステのシャツに出会ってなくて、アイビー・リーグにも行ってなかったらって考えると・・・
でも、ユダヤ人で、四世代アイビー・リーグに行っている様な家系で、ミドルクラスのポスト・ヒッピーの親に育てられれば誰でもこうなるってEzraは言ってましたが。
(※アイビー・リーグ:アメリカ東部の世界屈指の名門私立大学8校から成る連盟。いずれも難関校で、学費もすごくかかることで有名。)

そうやって、Vampire Weekendのファッションを研究していると、気付いたことがありました。
なんだかブラット・パックを思い出すんです。
ブラット・パックとは、80年代の青春映画で活躍した若手俳優の総称。
マット・ディロン、ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、デミ・ムーアなどがいます。
Vampire Weekendは私と同年代なんで、直接体験して影響を受けているわけではないと思うけど。
ちょっと検証してみたいと思います。

まずは、Ezraのデニムのジャンパー。
80sでジーンズといえば、『アウトサイダー』でしょう。
主役はプレップ(私立高校に通うお坊ちゃま)ではないんですが、デニムの上下という格好がラルフ・マッチオを彷彿とさせます。
そうです、カラテ・キッド(日本では『ベスト・キッド』)です。
ちなみにこの集合写真の下にいる2人がプレップ役。

そして、無地のクリーンなシャツは、『プリティ・イン・ピンク』のアンドリュー・マッカーシーを想像させます。
この映画では、アンドリュー・マッカーシー演じるブレインたちの仲間は皆こんな感じ。ハウスパーティーのシーンとか。だからモリー・リングウォルド演じるアンディは会場で浮きまくり。
(個人的にはアンディの幼なじみのダッキーを押したいけど、今の時代のダッキーみたいな人はなかなかいない)

他にも、『ブレックファスト・クラブ』『すてきな片想い』のアンソニー・マイケル・ホールや、『卒業白書』のトム・クルーズなんかも、Vampire Weekend的プレッピー・スタイルの参考になると思います。
いかがでしたか?
これであなたも明日からプレッピー・スタイルになれるはず!
今年の夏フェスは、Tシャツにスポーツタオルじゃなくて、ラコステのシャツに短パンなんていうのはどうでしょうか?それにレイバンのサングラスをかければ完璧!


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