S/T / The Pains Of Being Pure At Heart
Posted on 4月 10, 2009
Filed Under cd review

THE PAINS OF BEING PURE AT HEART/ THE PAINS OF BEING PURE AT HEART
NYC いちクールなロック・クラブCake Shopで知り合った3人+ルームメイト。シングル「kurt Cobain’s Cardigan」を聞いたときは、なるほどよく引き合いに出されるMy Bloody Valentineを感じたけど、セルフタイトルのデビューアルバムはどちらかといえばLa’s。豊かなギターサウンドにはSTONE ROSESの片鱗も息づいている。“ピュアであることの胸の痛み”の名の通り、サウンドに身を任せていると、なぜだか甘い痛みが胸に広がる。恍惚感はたしかにシューゲイジィなんだけど、特有のアナーキーノイズはおさえめで、ザラザラした荒削りな音は耳に心地よいくらいの配分。そしてなによりみずみずしさ溢れるこのギターサウンド!淡い色味の水彩絵の具を何重にも重ねたみたいな優しい音色で、それはそれはキラキラしている。大切な写真を眺める時感じる、戻ることは出来ないからこそ愛おしく切ないノスタルジィ。そんな感情に似たものが湧き上がってくる。そしてそこにのっかる絶妙なガール&ボーイのツインボーカルのハモりも実に可愛いのだ。#3Young Adult Friction〜 #6Stay Aliveにかけての流れは絶対に途中で止められない気持ちよさ。久々に自分にとって大事なバンドが現れた!確信を持って言える。(林麻美)
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