Of Montreal

Posted on 3月 17, 2009 
Filed Under interview

Interview:Chihiro Kurihara
Photo:Takazumi Hosaka

久しぶりの来日を果たしたオブ・モントリオール。とにかくバンドの中心人物であるケヴィンに会いたくて会いたくてしかたなかったのですが…。なんと半ば強引(!?)にインタビューにこぎつけました!バンドのキャリアは長いものの、まだ日本ではさほど知名度がないことが本当に惜しいです。きっとあなたも彼らの音楽を聴いたらあっという間にとりこになっちゃうはず。何と言ってもバンドの魅力の一つであるのが奇抜なファッション。インタビュー時のケヴィンのかっこはさほど派手ではないものの、ステージにたてば別人のよう。グラマラスでセクシーでファンタジックなファッション。どれをとっても彼らの表現する世界観、最高です!

―2日前(3月10日)は大阪でのライブでしたがファンの反応はどうでした?

ケヴィン:みんなかなり踊りまくっていたよ!

―早速ですが、今作「Skeletal Lamping」は、あなたならどのような言葉で表現しますか?

ケヴィン:僕ならとにかくクレイジーな作品だと言うね。

―なるほど。ちなみに今作のコンセプトなどはありましたか?

ケヴィン:ビーチ・ボーイズの「Smile」やそのほかにも1966~67年の頃のロックバンドが目指していた事と同じように、僕もこのアルバムで型にはめられたポップ・ミュージックを破壊したかったんだ。

―前作「Hissing Fauna,Are You the Destroyer?」と今作に登場するジョージ・フルート(歌詞の中に登場する架空の人物)はどことなくデヴィッド・ボウイのジギー・スターダストを彷彿させますが、あなた自身彼からの影響を感じますか?

ケヴィン:正直な話、このジョージ・フルートってどこから来たのかわからないんだよね。今、デヴィッド・ボウイの名前が挙がったけど、彼って常に違う自分に変えようとしている部分があると思うんだ。それが僕にとってはアーティストとして大切だと思うし、この先僕も彼のように15回も20回も自分自身を変えていけたらいいなと思っているよ。今はジョージ・フルートはいなくなって、僕は今新しい冒険に出ているんだ。

―作品を作るにあたってどのようなものや事柄にインスパイアされることが多いですか?

ケヴィン:何でもすべての物事からインスパイアされているよ。人と話すことや目に見えるものすべてだね。

―ファッションに関してもお聞きしたいのですがいつもステージ衣装が派手ですが専属のデザイナーがいたりするのでしょうか?

ケヴィン:今は自分で洋服をアレンジしているよ。昔はアンダーグラウンドなデザイナーにスタイリングしてもらっていたんだ。それは僕にとっても彼にとってもギブ・アンド・テイクのようなものだったんだ。僕はいい衣装を着れるしデザイナーは僕がステージで衣装を着ることによって宣伝もできるっていう。

―自分で縫ったりするんですか?

ケヴィン:いやいや、裁縫はわからないからね。(笑)

―もしよければ、あなたのお気に入りの洋服のお店を教えてください。

ケヴィン:特には自分のショップというのはないかな。やっぱりファッションの面白い所って「トップスはここで買って、ズボンは大阪で買った」とかいろいろなところで見つけたものを着ることなんだよね。各地でファッションの楽しさを味わっているよ。

―たまに着物のような衣装を着ているところを見ますが着物が好きだったりしますか?

ケヴィン:うーん……。もちろん!(笑)

―音楽の話に戻りますがMGMTのアンドリューとサイドプロジェクトを行っていると聞きましたがそれはどのような経緯で?

ケヴィン:彼は友達なんだ。以前からの知り合いなんだけど、最近オブ・モントリオールとMGMTが一緒にライブをやることになって。僕らはお互い尊重しあっているんだ。すでに3、4曲は書いているんだよね。でもお互い忙しいから何かCDとして出すのってことはないかな。もしまたオフの時間を共有出来たらまた何かやりたいなとは思っているんだ。

―最近お気に入りのアーティスはいますか?

ケヴィン:エリカ・バトゥかな。

―他にはいますか?

ケヴィン:うーん、アニマル・コレクティブ、アリエル・ピンク…。現在活動しているバンドではこれくらいかな。

―今、はまっていることや興味のあることがあったら教えてください。

ケヴィン:アスレチックかな。(笑)野球にサッカーに走ることが好きだね。

―では最後になりますが、キラーズも特にファッションにこだわっているところがありますよね。羽を付けていたりと何かと派手ですが、そんな彼らに対抗心やライバル心はありますか?

ケヴィン:いろんなバンドがそういったコスチュームにこだわっているから彼らが一番だとも思わないし、僕らが特別だとも思わなよ。(笑)最近だったら僕たちは寸劇をしたり小道具を使ったりしているから。自分たちが最初の試みだとも思わないし最後だとも思わないよ。

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