Chunk Of Change / Passion Pit
Posted on 12月 10, 2008
Filed Under cd review
Chunk Of Change / Passion Pit
アメリカはマサチューセッツ州ケンブリッジ出身のナードな5人組、パッション・ピットのデビューEP。これはちょっと出来すぎではないかという程に、全曲とてつもない完成度の珠玉のポップナンバーが詰まった宝石箱のようなミニアルバム。
基本的にはMGMTやAvalanches等を髣髴とさせる、歌メロ中心で浮遊感のあるエレクトロサウンド。笑っちゃうくらいにロマンチックなシンセに絡むソウルフルなファルセットボイスが最大の特徴で、どこか懐かしさのあるメロディーをそのエモーショナルなボーカルで歌いあげられると、もはやお手上げ状態で彼らの非日常的な世界へとトリップしてしまう。
おそらく生楽器の使用は限りなくゼロに近い筈なのにもかかわらず、なぜか60年代の、特にブルー・アイド・ソウルからの影響も感じ取れ、不思議とOf Montreal やPostal Serviceを引き合いに出されるのも頷ける。
シングルカットされ、既にMyspaceやブロガーの間で話題沸騰中のM6「Sleepyhead」はヴォコーダーから作り出されるロボットボイスのコーラスと煌びやかなシンセが印象的な、どこか異国情緒溢れるイントロで幕を開け、ブレイクと共にテンションの高いソウルフルなボーカルが泣きのメロディで中央突破するキラーチューン。フロアを一瞬で沸かすようなタイプではないが、聴き終った後にジワジワとくる高揚感が癖になる。非常に中毒性の高い一曲! (保坂 隆純)
Comments
Leave a Comment






